AIを仕事でも活用。           ChatGPT しかし注意も必要。

2024年02月25日
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簡単な条例・基準をPDFファイルから呼び込んで、算出式を理解して回答してくれます。
今回は大阪府の緑化の基準(.pdf)を参照させて、実際の敷地面積、建築面積、床面積、建蔽率を与えると計算式と結論を出すことで利用。
あえて条例基準の表記でない土地面積、建ぺい率、建物面積と表記を少し変更してプロンプトを作成してみました。
具体的な利用方法: 今回は、ChatGPT有料版(ChatGPT Plus USD $20/月)でLink Reader (web上のPDF情報を抽出するツール)というプラグインを利用しました。

 

あなた
このpdfの内容から建ぺい率60%、土地面積2150㎡、建物面積 755㎡、床面積の合計1230㎡の場合に必要な緑化面積を算出してください。
ChatGPT
使用した Link Reader
敷地面積2150㎡、建ぺい率60%、建物面積755㎡、床面積の合計1230㎡の条件で必要な緑化面積を算出します。

まず、地上部の緑化面積を計算するための2つの方法があります。どちらか小さい方の面積を緑化面積として確保する必要があります。

  1. ア. 地上部の緑化面積 = (敷地面積 – 建築面積) × 25%
  2. イ. 地上部の緑化面積 = {敷地面積 – (敷地面積 × 建ぺい率 × 0.8)} × 25%

また、B. 建築物の床面積の合計も考慮に入れますが、このケースでは地上部の緑化面積の計算に使用します。

計算を行います。

  1. ア.の計算:(2150㎡ – 755㎡) × 25% = 1395㎡ × 25% = 348.75㎡
  2. イ.の計算:{2150㎡ – (2150㎡ × 60% × 0.8)} × 25% = {2150㎡ – (2150㎡ × 0.48)} × 25% = {2150㎡ – 1032㎡} × 25% = 1118㎡ × 25% = 279.5㎡

イの計算方法によると、279.5㎡が地上部の緑化面積として必要です。アの計算結果よりも小さいため、イの計算結果を採用します。

したがって、敷地面積2150㎡、建ぺい率60%、建物面積755㎡、床面積の合計1230㎡の条件で必要な緑化面積は、279.5㎡となります。

 

・・・まともな回答が返ってきました。

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複数回おなじ質問をすると
建築物上(屋上緑化)の緑化面積の算出
建築物上の緑化面積に関する具体的な屋上面積の情報が提供されていないため、この部分の緑化面積の算出は行えません。ただし、屋上緑化が可能な場合、屋上面積の20%を緑化面積として算出する必要があります。
と屋上緑化の基準を指定してしてくることもありました。
この時は大阪府の緑化の基準(.pdf)リンク先をそのまま利用するのではなく、pdfファイルを三基建設の
Googleドライブにコピーして、リンク先を指定したプロンプトを作成した時に追加されたものです。
なぜそうなるかについては不明。
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また、
イ.地上部の緑化面積= {敷地面積-(敷地面積×建蔽率×0.8)}×25%
={2150㎡−(2150㎡×60%×0.8)}×25%
={2150㎡−(1296㎡)}×25%
=854㎡×25%
=213.5㎡
とChatGPTが明らかに小学生以下の単純ミス計算をすることもあります。
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仕事で実際に利用するには、計算ミスもあり慎重なチェックは必須。

AIによるブログを作成してみました。

2023年05月10日
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弊社では毎朝9時から5-10分程度、主に業務報告と業務改善提案をテーマとして

全員が持ち回りで朝礼を行っています。また、当番時にはブログも更新することとなっていますので毎月1回はブログ更新することとなります。

私は、お客様との会話はテーマ無くとも話せるのですが、文書作成は苦手。ブログ更新も遅れがち、そんな中、本日は今話題のChatGPTに下記のように依頼してみました。

★ブログ書き込み文章の作成、タイトルは「不動産業界で生き残るために必要なのはAIスキルではなく人間力」にします。★

Model: GPT-4
ChatGPT
タイトル: 不動産業界で生き残るために必要なのはAIスキルではなく人間力
本文:
近年、不動産業界はテクノロジーの進歩により、大きな変革を遂げています。特にAI(人工知能)技術の発展によって、多くの業務が効率化されているのです。例えば、物件検索や価格査定、契約手続きなどが劇的にスピーディーになりました。しかし、一方でAIスキルを持つことが不動産業界で生き残るための唯一の条件ではありません。今回は、不動産業界で成功するために必要な人間力についてお話ししたいと思います。

まず、コミュニケーション能力が重要です。不動産業界では、顧客とのコミュニケーションが非常に大切です。顧客のニーズを理解し、適切な物件を提案するためには、人間力が必要です。また、契約手続きやアフターサービスにおいても、顧客との信頼関係を築くことが求められます。こうした人間関係を築く力は、AI技術では容易には代替できません。

次に、問題解決能力も大切です。不動産取引には様々な問題が付き物です。物件のトラブルや契約上の問題、顧客間の対立など、さまざまな問題に対処するためには、柔軟な発想と問題解決能力が必要です。AI技術はあくまで助けとなるものであり、最終的な判断を下すのは人間です。そのため、問題解決能力は不動産業界での生き残りに欠かせません。

最後に、倫理観とプロフェッショナル精神が必要です。不動産業界では、顧客の大切な財産や人生に関わる重要な仕事を担っています。そのため、顧客の利益を最優先し、適切なアドバイスを提供するためには、高い倫理観とプロフェッショナル精神が求められます。AI技術はあくまでツールであり、その使い方を適切に判断するのは人間です。

・・・・・びっくりするような内容、教えられるようなことはありませんが、ブログ文書らしきものはできてしまいました。

これからもっと日本語対応ができるようになれば、文書作成苦手なものにはブログ更新をAIにお任せできるかも。