雨漏り箇所を特定するのは難しい

2019年04月12日
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 こんにちは。最近また寒くなってきて、桜も咲いているのにまだコートが脱げない今日この頃、一度暖かくなっていたせいか、寒さが身に沁みます。そのせいなのか、私は先日胃腸炎で2日休んでしまいました(苦笑)。皆さんは私のようにならないよう気を付けてください。

 今回は雨漏り箇所の特定方法について記述していきます。雨漏りに困っている人の大半は雨漏りはしているがどこが原因で漏っているかが分からないという人が多いと思います。なぜこのようなことになるのかというと、雨は梁等を伝って全く予期せぬ場所で漏ったりすることがあるからです。こんな時の対処法で一番手っ取り早いのは、原因箇所だと思われる個所に水をぶっかけることです。具体的には一人が外からホース等で推定原因箇所を虱潰しに順番に水をぶっかけて、もう一人が雨漏りしている箇所を確認するという方法です。この方法なら大抵原因箇所を特定できます。

 とは言え、特定できないことも実はあったりしますが・・・。上の方法ならどんな雨漏りも特定できそうじゃないかと言う方も多いと思います。しかしながら、ホントなぜなのか摩訶不思議なことに分からない時が何件かに1件は出てくる訳です。ホント勘弁してもらいたいところですよ。こういう物件の雨漏り解決方法は非常に、ヒジョーーーーッに提案するのは嫌なんですが基本的には全体塗装とかカバー工法とかしかありません。なぜ嫌かというとまず金額が馬鹿にならないからということ、そしてそれだけ費用をかけても本当に雨漏りがなくなるかは分からないからです。もちろん直る確率の方が当然高いですが、本当に稀にそれでも直らない場合が起こります。それに 塗装工事の場合は 、原因箇所を特定していなければ、コーキングや塗装が切れてきたら、その原因箇所をしっかり補修しているわけではないので、再度雨漏りする可能性が高いです。

 雨漏りの特定はホント難しいです。今回はこの辺で終わります。参考になれば幸いです。