話題のドラマにはまっています。

2022年06月17日
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いつもお世話になっております。三基建設の松川と申します。

最近ハマっているドラマがありまして、不動産を題材にしているドラマなのですが、おそらく皆さんも聞いたことがある超有名ドラマです。風が吹くやつですが、見ていて本当に勉強になります。売側と買側の心理戦、仲介としての果たすべき仕事、など見どころが多く全く飽きません。

そのドラマはご存じ「ラグジュアリー・シドニー」ですが、オーストラリアの高級住宅街を舞台にリアリティショーで非常にスリリングで感動しております。

オーストラリアはいい風が吹いていて、豪邸のみならず風景も素晴らしいです。

このドラマではわかりやすいようにか、登場人物は買側と売側で立場が固定されていてわかりやすいなぁわかりやすく演出しているなぁ。と思っていたら、オーストラリアの不動産屋は本当に買側と売側が分かれており、「両手仲介」は法律でできないそうです。

つい先日、幸運にも両手仲介の機会に恵まれましたが、そういう局面こそ、どちらにも偏らずに中立な立場で商談をまとめるのが日本の不動産エージェントの重要なポイントかと思いました。

とにかく「ラグジュアリー・シドニー」は必見ですので是非ご覧ください。

 

SDGsについて考えています。

2022年05月15日
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いつもお世話になっております。三基建設の松川です。

昨今、SDGsに対する社会活動が急速な広まりを見せており、それに関連するニュースを多く目にする機会も増えてきました。不動産に関わる話題では「新築住宅の省エネ義務化が2025年度よりスタート」ということがあります。すでに300㎡以上の床面積の建物については「建築物省エネ法」によって適合義務(住宅は届出)が定められていますが、この法律が改正されて新築される住宅の全てに対し基準に則った建築が義務化されるとのことです。

不動産とは直接関係ない話題ですが、外資系企業のEVバスの日本進出もニュースになってました。よくお客様から「大阪は物流の拠点としてはいい立地」といった話もよく聞きます。大型トラックなどに技術が転用でききた上で、そういった業種の外国企業が大阪にもらえれば盛り上がるのにな~、勝手に想像しています。当然ながら国内企業で、EV関係や再エネ関連の会社が盛り上がってくるのが一番いいとは思いますが、そこまで待っていられない状況なんだろうと思います。

コロナウィルスさえ気候変動が大きな要因になっていると環境省HPで確認できます。私はこれを読んで本当に危機なんだと再認識しました。 https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r03/html/hj21010101.html

私一人がそんなことを考えたところでどうにもなりませんが、せっかく不動産を扱っている仕事に従事しておりますし、何らかSDGsにお力添えできるような仕事をしてみたいなと思っております。個人的な趣味としてもバードウォッチングですので、自然環境の維持に関わるようなことができれば自己実現欲求も満たせるのかなと思います。

弊社では市街化調整区域などの、建築が困難な土地も取り扱っております。そういった土地をお持ちの方、あるいはお探しの企業様もお気軽にお問い合わせください。何らか有益な形でご提案できればと思います。

ご契約ありがとうございました!

2022年03月13日
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いつもお世話になっております。三基建設の松川と申します。

先日、大阪の倉庫物件の契約を仲介させていただきました。

お客様の会社の本社機能のほとんどを移転されるとのことでした。個人的にもかなり興味を持っていたジャンルの会社様でしたので、その事業の拡大に一部でも関われて非常に誇らしく思います。益々のご発展をお祈り申し上げます。

この物件を初めてお客様にご紹介した際に、ご案内の時間の前に周辺の確認と称して物件の周りをウロウロ歩いていたのですが、偶然「モズ」という種の小鳥を見かけました。私の唯一の趣味がバードウォッチングですので、すぐに判別できました。この鳥は人前には中々現れないので、見つけたときは思わずテンションが上がってしまいました。

このモズはスズメ目という鳥のグループの仲間です。スズメ目はとりわけ「歌」を活用するグループでして、非常に種類も多いグループです。動物の世界では、縄張り争いや求愛する際どうしても同じ種類間でトラブルが起きてしまうのですが、スズメ目は実力行使する前に「歌」で解決を図る鳥のグループとも言えます(上手かったり、レパートリーが多いほうが勝つシステムです)。このグループの最も大きい仲間はカラスの仲間になります。

モズの話に戻りますと、モズはそのスズメ目の中で(ほぼ)唯一他の小鳥を実力行使で捕まえて食べることもある種で、非常に鋭い爪を持っています。この二面性が個人的に非常に面白いと思っています。また大阪府のゆるキャラもモズをモチーフとしており、大阪にとってもなじみ深い鳥でもあります。

話題の順序をミスってしまいどのように結ぶか大変困難ではありますが、このように営業マンも何らかの楽しみをもってご案内に臨んでいると思いますので、お気軽にご内覧希望していただきますと幸いです。

 

 

物件調査における疑問

2022年02月19日
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三基建設の松川です。お世話になっております。

2月も半分を過ぎ、暖かく感じる日も多くなってきました。

ですが、油断していると物凄く寒くなる日もあったりして、まだまだ油断できない難しい時期です。

コロナも蔓延しており、引き続き感染症対策を怠らず労働に励みたいものです。

 

先日、某自治体に物件調査に行ってきました。

物件調査とは、お客様から物件の買付や申込が入った場合、営業担当者は直接役所に行って、その土地と建物に関する情報を役所の各課を回りヒアリングするという、不動産仲介業の最も重要な業務の一つです。

その日も、とある土地について調べたくて、役所に行って土地関係の窓口に赴きました。

実は不動産の調査は役所のHPか電話でほとんど調べられますが、どうしても役所に行かないと閲覧できない図面や、役所窓口でないと回答が得られないことも多々ありますので、役所に直接うかがって聞くことはどうしても避けられない事情があります。

で、今回も事前にHPで調べていて、その土地は「区画整理事業区域」という地域、であることは知っていました。

その時は他の調査項目でネットに掲載されていないことを調べたくて赴いたのですが、私個人的な興味もあったので、区画整理事業のことも聞いてみました。

役所の担当者様曰く、その地域で建物建てようとする場合に一定の規制がかかってくる、とのことでした。

内容は都市計画法53条に基づき、

  1. 階数が2階以下、かつ地階を有しないもの
  2. 主要構造部が木造鉄骨造コンクリートブロック造、その他これらに類する構造であること

上記条件の上、自治体の許可が必要ということでした。

区画整理事業という大規模な工事があるかも知れないんで解体しやすい建物を建ててくださいね、という趣旨なのですが、「では実際のところ、いつごろ工事が始まりそうですか?」と私が聞くと役所担当者様は「全くの未定です。」とのことで、

「いつからの計画ですか?」と伺うと「昭和4●年からの計画です。予算の関係上、行政が主体になることはないです。」ということでした。つまり、事業を行う主体はその住民の方々しかいない状態ということです。

50数年前に要望した住民が今から事業を進めるとも考えにくく、新たな住民が要望するとも考えにくいのに、行政によって建築物の規制がかかってくる意図が全く理解できませんでした。

住宅として土地利用する場合には大きく関係する規制ではないですが、建築には許可は必要ですし、そもそもその地域は「準工業地域」といって工業系の地域でした。まず行政の考えを区画整理して欲しいと思いました。

とはいえ住民の方々の希望も当然あるでしょうし、ある土地の価値がドンと上がっても不正の温床にもなるのかな、とも思いますので一概に「こうした方がいい」とは言えないのは間違いないと思います。

このように色々思いつつも各自治体の方針なり考えた方が見えてくるので、私は物件調査は結構好きです。ですので「この物件どんなんか気になるなぁ」と思われた方は是非、松川までお気軽にお声掛けください。

 

鶴見区の貸倉庫のご紹介

2022年01月17日
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本年もよろしくお願いいたします。三基建設の松川です。

鶴見区で貸倉庫の物件が出ましたので、ご紹介いたします。

この物件は大阪市鶴見区の準工業地域の所在しております。床面積は約793㎡=約239.88坪で賃料税込み60万5000円です!→税別60万円に変更しました。

1階は倉庫、物置スペースに最適と思われます。

2階は部屋が4部屋もありますので、教室、研修所等に利用できそうです。

3階は事務所、資材置き場スペースになっており、こちらも多用途なお部屋となっております。

また、用途地域は準工業地域ですので、業種は相談となりますが、製造業も可能です。

鶴見区の物件は非常に少ないので、ぜひご検討ください。

 

マッチングの難しさ

2021年11月28日
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いつもお世話になっております。三基建設株式会社の松川と申します。

私には唯一の趣味がありますが、それは「アマゾンプライムで面白そうな番組を観ること」です。

最近面白かったのは「バチェラー4」というリアリティー番組です。男性一人に対して複数の女性がアプローチするといった内容です。

詳細な説明は省きますが、そこで起こる人間模様やリアルなドラマ、運や不運がどう転ぶか…、といった見所が多い番組なのでお勧めしたいと思います。

バチェラー4のバチェラーの存在自体が前作バチェロレッテのネタバレ要素を含むので、未視聴の方がネタバレせずに視聴するのは至難の業かと思われます。

しかしながら、バチェラー4をより楽しむためにもバチェロレッテの視聴は必須だと断言いたします。

 

タイトルの「マッチングの難しさ」についてですが、まさにそれが実感したのが前作バチェロレッテでした。

これも詳細は語れませんが、どんなに時間をかけても、どんなアプローチや調査をしてもマッチングしないことも有りうるという事実は不動産に通ずると思いました。

事業用の物件の場合、条件のマッチングも非常に難しく、物件があっても他の申込のタイミングが物凄く早いことがしばしばあります。

そこが面白いところなのかもしれませんが、営業としてはお客様にメールで紹介する段階であっても、紹介するべき物件かどうか…すぐ決まる物件かどうか…といったプレッシャーを感じています。

私の心がけとしては、お客様の立場に立って、付加価値を見出すか、タイミングを伝えるか、ご納得いただけるかどうかといったことを意識して、物件をご紹介できればと思います。

また、物件のリスクを丁寧に開示しながらも、お客様に「そこにしかない価値」をアピールできる営業を目指してまいりたいと思います。

枝の扱いが変わります!

2021年11月07日
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いつもお世話になっております。

三基建設の松川です。

唐突に私事を語りますが、私は中学生の頃から、子供が生まれた30歳頃までずっと「吹奏楽」と「マーチング」をやってました。

プレイヤー現役は部活動から社会人活動まで、やめた後も観客として、あわせて20年以上どっぷり浸かっていましたが、昨年からのコロナ禍により完全に活動をストップしておりました。

本日(11/7)にマーチングバンド関西大会が、無観客ではありますが、無事再開されることを心から喜んでおります。

今日は普通に出勤なのでリアルタイムでは観れませんが、各団体、メンバーが全力を出し切れるよう祈っております。

 

さて、タイトルの「枝の扱いが変わります!」についてですが、タイトル通り枝の扱いが変わります。

現行の民法第233条は「隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる。」

とあります。境界を越えていても隣の人の木の枝は勝手に切れない、とされています。

ここまでは理解できるのですが、その条文の第2項に「隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる。」

とあります。根っこは境界超えていても切っていい、と読めます。はじめて知ったときは「何どうゆうこと?」と思いました。

その根拠についてネットで調べたところ「根に比べて枝は価値が高いから」「枝を切ると木が枯れるから」と、それも「どうゆうこと?」というものしか発見できませんでした。

その法律が改正されて、

土地の所有者は、隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる。」

との内容で2023年4月28日までの、公布から2年間以内に施行されることになりました。

とても分かりやすくなってありがたいですね。

ただしその条文の後に条件として、

「第一項の場合において、次に掲げるときは、土地の所有者は、その枝を切り取ることができる。
一 竹木の所有者に枝を切除するよう催告したにもかかわらず、竹木の所有者が相当の期間内に切除しないとき。
二 竹木の所有者を知ることができず、又はその所在を知ることができないとき。
三 急迫の事情があるとき。」

とあります。2023年4月28日0時0分までカウントダウンしてハサミで隣地の枝を切ることはできませんのでご注意ください。

 

新着物件のご紹介

2021年10月10日
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三基建設の松川と申します。

今回の記事で新着物件2件をご紹介する予定でしたが、つい先日その内の1件で物件でお申し込みをいただきました。

先着順ですので、お申し込みいただいたお客様で契約の準備に取りかかってまいります。

そのお客様の決め手としては、賃料や物件そのものというよりかは「既存の会社に場所が近い」という点だったそうです。

不動産は縁もの、と言うそうですが、まさにそれに当たるケースだと感じました。

私からご案内するお客様に「すぐ決まるんで早く申し込んでください」と言ってしまうと、嘘になってしまうので言えませんが、

今後は事実として「不動産は縁ものですので、いつ決まるかはわかりません」とは説得力をもって説明できそうです。

また、ご検討いただくお客様には迅速に判断材料を提供することが求められている、と常に意識してご紹介に臨みたいと思います。

 

さて物件のご紹介ですが、枚方市北中振の事務所をご紹介いたします。

最寄り駅(京阪 光善寺駅)から徒歩6分の立地で、駐車スペース2台付きです。キュービクル、エアコンもございます。

賃料は46.2万円(税込)で、建物面積は239.14㎡(72.33坪)です。

現在、空家ですのですぐにご紹介可能です。

 

物件の詳細な情報はこちらをご覧ください。

ご縁を感じられた方からのご連絡お待ちしております。

 

 

アースダイバーと不動産

2021年07月19日
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三基建設の松川です。

最近、大阪という土地に対する知見を深めようと「大阪アースダイバー」という本を読み始めています。

かなり難解な本です。大阪が他の都市の成り立ちと大きく異なる、といった大まかな内容は理解できました。

それでも、何とか読み進めた中で興味深かったことがありました。

本によると、古代の大阪は上町台地(大阪城から南にのびる台地)にあたる陸地以外は内海だったそうで、

長年の年月をかけて淀川からの土と大和川からの土が内海に流れてきて、大阪平野ができたそうです。

当時において大阪平野は、雨の影響で形状すら変化する不安定な土地でした。台地のしっかりした土地には宗教施設やお城などが建っており、

不安定な土地に商人が住むようになったとのことでした。

大阪の地名で、鴫野、鷺洲、鶴橋などの地名がありますが、この地名に含まれる鳥は浅瀬で食事する鳥類です。当時の庶民が不安定な土地で生活していたのは事実のように思われます。

一方で、いくつも分かれた河川は商業においては有利に働き、物流も大いに発展した一因になったそうです。この傾向は世界的に顕著で、ベネチアなどはその典型にあたるそうです。

本のなかで古代の大阪の地図があったのですが、よく見るハザードマップを連想していしまいました。

 

大阪が商人の町であることやハザードマップで示されるリスクなどから、古代から千数百年後の現代においても都市の成り立ちによる大きな影響を実感せざるを得ません。

不動産会社においては、想定最大規模のハザードマップを重要事項説明において説明しなければなりません。

予算の関係上、自治体によってはハザードマップが想定最大規模のものではなかったりします。その場合は計画規模のものでの説明になります。

自治体独自(水防法に基づかない)のハザードマップについては不動産会社は説明しなくてもいいのですが、できる限り調査して情報公開することがお客様にとっての利益につながると考えております。また、建築のアイデアによって、これらのリスクに対応するご提案も可能かと思います。

土地探しから施工までご検討されるなら、ぜひ三基建設までご相談ください。

 

 

 

工場建築できる土地

2021年06月18日
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こんにちは。三基建設の松川と申します。趣味はバードウォッチングです。

 

三基建設がお客様より承るご依頼には「○○坪の工場が建設できる土地を探してほしい」といった内容のものが少なくありません。

その関係で、ある土地に工場を建てる為に何が必要か、どういう土地なら建てられるのか調べてみました。

 

まず工場とは何か?というところですが、建築基準法では「物品等の製造、加工、仕上、仕分、包装、荷造等の作業を一定期間継続して行うもの」と定義されます(昭和14年6月29日 内務省都市計画課長 照会回答)

一般的な用途地域上の工場についての記述では、0.75kw以上の原動機さえ使わなければ工場ではないように解釈できそうな印象もありますが、

実際のところは前述したように、荷造りのような軽作業すら工場用途と解釈される可能性があります。

用途地域上どのように工場が定義されていても、参照する法律は同じ建築基準法なので、やはり物品の製造云々は工場に該当するといえます。

したがって工業系地域以外に工場建設するのは不可能で、可能性があってもかなり低いということは言えるかと思います(現状、適法に工場が建っていて問題なく稼働している場合、その建て替えとしての工場建築なら可能性はあります)。

 

次に工場建設が開発行為に該当するかどうかの問題があります。

工場建設における開発行為とは何か?というところですが、簡単に言うと「工場建築のための宅地造成」と表現できます。

この宅地造成のうち許可が必要かどうかが問題になります。許可が必要で、かつ管轄する役所で明確な回答が得られなかった場合、不動産会社としては「この土地で工場が建てられます」とは断言できません。

ではその条件ですが、各自治体によって大きく異なり、市町村と都道府県の役所に出向いて建築の可能性を調査する必要があります。

例えば、市町村によって定められる用途地域では工業地域でも、開発行為の管轄が都道府県が許可権者にあたる場合、

その土地の建築履歴がないことによって開発行為とみなされ、都道府県の許可が必要となるケースもあります。

また別のケースでは、都市計画のうち許可権者が政令指定都市や中核市である開発についても、一定規模の開発行為(例えば3000㎡以上の開発行為など)については都道府県の許可判断になるケースもあります。

 

さらに、都道府県の許可が下りても(工場建築ができても)今度は市町村の地区計画や政令によって建物や敷地利用に制限がかけられるケースがほとんどです。

三基建設ではこのような土地の調査から建築設計と施工までご依頼を承っております。ご希望の土地でご希望の建築、といったご提案について真摯に対応させていただきます。

いつでもお気軽にご相談ください。