結露防止塗料「ケツロナイン」について

2026年03月07日
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こんにちは。今回は結露防止塗料「ケツロナイン」について話していこうかと思います。

結露とか言われても今更感ありますが、このブログを出すのが時期外れになってしまったのには一応理由があります。

というのも、実は結露防止塗料を使用して結露対策を実施したのですが、弊社での施工実績は未だ2件だけで、正直どの程度効果があるのかが全く分からなかったんです。
そんな訳で、施工してから結露が発生していないことを明確に確認してからでないと、正確な話ができないとの考えから、今までブログにあげるのをやめていました。

でまぁ、ブログに上がった、ということはご察しの通り、明確に効果があることを確認したわけです。

前置きがちょっと長くなりましたが、今回はそんな結露防止塗料「ケツロナイン」について話していこうかと思います。

まずは、「ケツロナイン」の商品説明を軽くしておきます。
この塗料は菊水化学工業様から販売されているもので、塗った後の見た目としては、若干凹凸があるような感じ(一応平滑仕上げもできるらしいです)。あと、実際に施工した塗装業者が言うには、普通の塗料より混ぜ物がされている為、重いのだとか。また、これも実際に塗装した業者から聞いたことですが、塗装する際に、めちゃくちゃ飛び散るらしく、注意して塗装する必要があります。

ケツロナイン塗装面(庇下に塗装)

このケツロナインが結露を防止できる仕組みは、ざっくり言えば、結露が生じにくい状態にした上で、ケツロナイン自身が結露になろうとする水分を結露になる前にキャッチしておき、気温が上がり結露が生じないタイミングでキャッチした水分を発散させる、といったものになります。
要するに、どれだけ空気中の水分が多くても壁面(あるいは屋根裏面等)に水滴が現れなければ、何の問題も生じないよね、というコンセプト。

実際結露で問題になるのは、結露してしまうことよりも、結露したことで生じる水滴によって、建物自体が腐食したり、下に置いている荷物が濡れてしまうことなどにあるので、ケツロナインはかなり効果的に作用するわけです。

ただ、この話だけ聞くと、ケツロナイン自身が保持しきれないほどの水分がある場合には、結露してしまうのではないか?
と、どの程度水分を保持できるか気になる方もいるでしょう。

菊水化学工業様のサイトに載っているカタログによると「塗膜厚1mmで1㎡あたり最大600mlの結露水を吸収します。」とのこと。
600mlってどんなもんなの?となると思いますので、ChatGPTに次のように聞いてみました。

「結露が生じやすい環境の一般家庭で、窓1㎡に一晩で生じる結露の量の最大量は何ミリリットルですか? 日本の家屋で想定しています。」

これに対する回答は
「結論から言うと、日本の一般的な住宅環境で窓 1㎡に一晩で発生する結露量の「最大級の現実的な量」は約100〜500ml程度と考えるのが妥当です。」

AIの回答ですので、完全に信用しきるわけにはいかないでしょうが、結露が生じやすい室内の窓という環境であっても、1㎡あたり最大500ml程度ですから、600mlあれば、基本的に大丈夫というわけです。
一応理論上は1L以上の結露もあり得るみたいですが、故意に引き起こしていないなら、もうそこまで行くと塗料でどうにかしようとするより、何らかの原因を対処する方がいいでしょう。

今回はこの辺で終わりにします。読んでいただきありがとうございました。