浴室混合水栓の水漏れ補修

2021年04月28日
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こんにちは。実は先日、自宅の浴室の混合水栓(下写真)がバカになって、つまみを停止位置にしても水が止まらなくなってしまいました。コレはブログに補修の様子をあげねば!ということで、今回はその時の補修の話です。

 

まず、このタイプの混合水栓で水が停止位置にしているのに水が止まらない原因は下写真(左)の矢印の奴が劣化すると起こります。因みに右の写真はこの部分をばらした際の部品です。今回交換するのは一番右の細長い奴です。

 

 

交換する部品も分かったことですし、ここからは交換の仕方を書いていきます。

まず、使う工具ですが、マイナスドライバーとウォーターポンププライヤー(以降プライヤー)の二つだけです(下写真左)。また、交換する部品は私の家の場合は、「TOTO 開閉バルブ部577-6(下写真右)」でしたが、メーカー・品番によって異なりますので、そこは、各自ネットで検索して調べるようお願いします。

 

 

次に、交換の手順です。手順は以下の通りです。

 

①止水栓を止める。

※止める前にバケツや風呂桶などに水を溜めておきましょう。取り外した部品はかなり汚れているので、この水を使い掃除します。

 

②つまみ部分と絵の描かれた輪っかの部分を外します。これらは手で引っ張るだけでとることができます※。つまみの部分が取りづらい場合は輪っかの部分を先に取って、マイナスドライバーを隙間に差し込み、梃子の原理で外すといいです。

※メーカー・品番によってはビスで止まっているので、プラスドライバーが必要。

 

②下写真のようにプライヤーを使い金属部品を外します。

 

③下写真左の矢印の部品を外し、開閉バルブを右写真のように、マイナスドライバーを根本のくぼみに差し込み、梃子の原理で引き抜きます。

 

 

④予め購入しておいた開閉バルブと③の左写真の部品を組み合わせ、取り付けます(水栓側に窪みがあり、その窪みに部品の凸凹がはまる。右写真赤丸。)。

 

 

⑤写真の部品には上下があるので、取り付けた部品を正しい向きになるよう回します。

左写真では分かりづらいですが、右写真の説明書のように上となる位置がカットされています。

 

 

⑥プライヤーを使い金属部を取り付け、輪っか部分とつまみを取り付けます。

 

⑦止水栓を開け、水漏れがないことを確認し、完了。

 

とまあ、こんな感じです。私的には⑤が重要です。私はこれを忘れていて、やり直すハメになったので(´∀`;)

因みに、上には書いてませんが、③と④の間に各部品を①で用意した水で洗っているのですが、時間があるなら、カビキラーなんかを使っておくとなお良いです。

今回はこのあたりで、失礼します。ではまた次回。