意外と知らないLED

2021年01月27日
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 こんにちは。ここ最近、照明をLEDへ交換する工事に関わることが多いです。ただ、よくよく考えると私自身はLEDについてよく知らないということに気づきました。そんな訳で、ちょっとLEDについて調べてみたので、今回はそれを書いていこうと思います。

 まず、「LED」という言葉の意味について。これは「Light Emitting Diode」の略で、日本語訳すると「発光する半導体」のいう意味です。もっと馴染みのある言葉に訳すなら、「発光ダイオード」のことです。このことを、実は私知らなかったのですが、私みたいな人結構いるんじゃないかと勝手に思ってます。完全に言い訳ですが、LEDという言葉があまりにも有名すぎて、発光ダイオードと別物のイメージがなんとなくあったと言いますか何と言いますか・・・・・・(^^;)

 まぁ、そんなことはさておき、説明の続きです。次にLEDが省エネで長寿命な理由についてです。ざっくり言いますと、「LEDはそれ自体が発光するから」です。どういうことか?つまり、「電気→光」とするのに、蛍光灯などの古い照明器具は「→」の中に複数の物質あるいは現象を挟まなければいけなかったのに対し、LED照明はこの「→」の中にLED基盤のみ入れれば良いからです。要するに電気を光に変換する効率がすごく良いのです。基本的にこう言った、あるエネルギーAを別のエネルギーBに変換する場合は、変換するまでにある過程を通過する毎にAの元々のエネルギー量は減っていきます。

例えばの話、電気エネルギーを10として、過程毎に1減るとしたなら、蛍光灯などは光になった時点で5や6のエネルギーしかないですが、LED照明は、過程が1つだけなので、光になった時点でも9のエネルギーを残していることになります(あくまで例えばの話ですが)。要するに蛍光灯がLEDと同じだけの光を発しようとするなら、LEDより多くの電気エネルギーを必要とする訳です。

また、寿命についてもより多くの電気エネルギーを消費するので、蛍光灯などの方が各部品にかかる負荷が大きく、劣化も進みやすく、どこかの部品がダメになった時点で点灯しなくなります。とまぁ、コレが省エネ・長寿命な理由です。

 長くなるので、このブログではこの辺で説明やめときます。これ以上のことを知りたい方は、ご自身で調べてみて下さい。因みにパナソニックさんが解説動画作っているので、それが分かりやすいと思います。ではまた次回。