契約物件の工事打合せの様子をご紹介!

2023年01月24日
投稿者:

こんにちは、佐加です。

 

今回は、ご契約させていただいた物件の引き渡しまでの現地打ち合わせの様子をご紹介です!

こちら、倉庫内の事務所スペースです。広いですねー!今回はネット回線の引き込みに関する打ち合わせです。

 

通信工事業者様も同席いただき、配線経路の確認です。

私は以前にネット回線の営業をしておりました。この光景、馴染みがあります。通称ツウケン(通建?)業者ですね。

輪っかになっているワイヤーは通線器です。これを配管の片方の入口から入れて、出口に至るまで通線器を入れていきます。

通線器を入れている途中、カサカサと配管を通っている音がなりますので、その音を頼りにどこを通っているかがある程度確認できます。

古い建物の場合は電話回線用の配管が古くなっている場合があり、通線器を無理やり突っ込むと調査時に配管を破損させる可能性がありますので注意です。

 

ネット回線の契約は、戸建てで契約する際はファミリー(戸建て)タイプ、集合住宅へ引き込む際はマンション(集合住宅)タイプとなります。

2つの違いは、戸建ては最寄り電線から通信回線(光ファイバー)を引っ張ってきて、電話機等が集中する箇所まで建物へ引き込み、回線終端装置(モデム)を設置します。これをAP(アクセスポイント)といいます。

対して、マンションタイプは、電線を建物のMDF盤まで引き込み、そこからスプリッターという装置で1本を複数に割って各戸へ引き込みます。

これがMDF盤でたばこくらいのサイズの左上がスプリッターですね。下のケーブルは同軸ケーブルでケーブルテレビの設備だろうと思います。

倉庫、工場は戸建てタイプでの引き込み形式となります。引き込んだ回線を一社で利用し、分割させないからですね。

戸建てタイプとマンションタイプでは、マンションタイプの方がネット回線の申し込みから回線工事まで日数が短いです。

マンションタイプはMDFから分岐させるだけ(スプリッタの空きがないと3ヵ月くらいかかるときもありますが。)、戸建てタイプは一から最寄り電線から引っ張ってくる必要があるからですね。

逆に、戸建てタイプは申し込みから工事まで1ヶ月以上かかる場合もあります。物件ご契約の際はネット回線のお申込み、ご用意をお忘れなく。

だれも興味のないマニアックな話をしてしまいました。笑

 

次回は、戸建て住宅へ引き込みされている電線を見て、そのご家庭がNTT、eo光、ケーブルテレビ、何のネット回線の契約をしているか見分ける方法をご紹介したいと思います。

・・・誰も興味ありませんね。笑。やめておきます。

 

また、次回に。