村の守神

2011年05月30日
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私の家のすぐ近くに “幸の神” ( さいわいのかみ ) という古い小さなお社があります。 ここはその昔、村を守るために村の鬼門の位置に
「ほこら」を建て、お祀りをしたという古い言い伝えがある所です。
今でもここには古い小さな 「ほこら」 があり、その周りには大きな木が立っています。
私の家からもこの木を見ることができるのですが、子供たちはこの木のことを 「トトロの木」 と呼んでいます。
トトロが住んでいるかもしれないと言います。
確かにこの木はとても大きく身の丈20m近くもあります。
一年中葉っぱをもくもくと茂らせ、風のある日にはざわざわと大きな音がします。ちょうど今頃の新緑の時期には若葉のとてもいいにおいがし、秋にはどんぐりが降ってきます。
大昔から今日に至るまで、この場所で私たちを守ってくれているこのお社はアニメのトトロの世界のようです。
もしかすると本当にここにはトトロが住んでいるかも知れません。