水廻りの補修について(トイレ)

2020年09月25日
投稿者:

こんにちは。今回は前回予告した通り、トイレの補修に関してです。トイレの漏水というと大体の原因は2つです。それは、ロータンク内にあるゴム玉の劣化とボールタップの劣化によるものです。因みに他には、ロータンクの罅だったり、タンクから便器に繋がる配管のジョイント等で漏れることがあるのですが、タンクに罅が入っていたら素人がどうこうする話ではないし、タンクから便器に配管が繋がっているのは和式なので、現在ではほとんどないと言っていいです。なので、今回の話では最初に挙げたロータンク内の2つの原因について解説し、補修方法を記載していきます。

 

まず、そもそもゴム玉とボールタップとは何かについて。下写真の白い玉(左では楕円形、中央では円柱型)がボールタップで中央の写真の真ん中に見える黒っぽいものがゴム玉です。右の写真は中央のゴム玉を取り出した時の物です。これらの役割は、ゴム玉はタンク内の水を溜める為の弁であり、ボールタップは、その浮きとしての性質を利用し、タンク内の水が少ない時には水が出るようにし、水が一定のラインまで溜まったら止める役割があります。

 

ゴム玉とボールタップがどういったものか分かったところで、漏水していた場合にどちらが原因か見分ける方法について述べていきます。

この二つの箇所が原因の場合、どちらの場合でも便器の中を見ると水がちょろちょろと流れていることが分かります。なので、そこだけではどちらか分かりません。重要なのは、タンク内から水が流れ続けている音がするかどうかです。先ほども述べましたが、水を流す流さないの役割を担っているのはボールタップです。つまり、タンク内で水の音がしないなら、ゴム玉に異常があると考えられます。逆に音がし続けるなら、ボールタップに異常をきたし水を流し続けているということになります。ただし、この場合に関しては、ボールタップを直した後にゴム玉の異常が見つかることもあります。

因みに、ボールタップが水を流し続けてもタンク内から水が溢れることがないのは、上の中央写真のゴム玉のすぐ左の管から多すぎる水が流れる仕組みになっているからです。正常な状態なら、この管の頂点から数センチ下のところまでしか水が溜まらないようになっています。なので、タンクの蓋を開けて、この管に水が流れ込んでるかどうかでも漏水箇所の判断ができます。

 

それでは、ようやく本題の補修方法についてです。とはいえ、補修方法は新しいものに交換するという単純なものなので、ここでは、補修の際の注意点を主に述べていきます。

まずはゴム玉から。ゴム玉はメーカーや品番によって使っているものが形状やサイズが異なりますので、メーカーと品番を予め調べておく必要があります。メーカーはロータンクの正面の隅に、品番は大体の場合、ロータンクの側面の下の方に書いていますので、そこを確認しましょう。可能であれば、取り外して持って行くのが一番オススメです。取り外し方は、下写真の左では玉の下に伸びてる白い棒をこの棒がちょうど入る穴に通して固定しているだけなので上に引き上げれば取り外せます。上に引き上げて抜けないようにストッパーの様なものがついている場合は、そのストッパーを外すかちょっと曲げたくらいではこの棒は折れないので、少し強引に斜め上に持ち上げれば外れます。右の写真のタイプは管の下にある突起をゴム玉から伸びてる長方形の部分にある穴に嵌めて固定しているだけですので、その部分を引っ張ってあげれば簡単に取れます。あとは、タンクの横の水を流すレバーに繋がるチェーンがついているので、それを取り外せばOKです。

次にボールタップです。ここでの注意点は、ゴム玉の際にもそうでしたが、メーカーと品番を調べて購入することと、タンクとボールタップを固定するナットを取り外す為にレンチが必要だということです。基本的にはこれだけです。強いて注意する点を挙げるなら、ボールタップを取り付ける際にパッキンを入れ忘れないこととナットを閉めすぎないことくらいです。

因みに、ボールタップの場合はカクダイさんから発売された、ほとんどのロータンクに使用できるマルチボールタップというものがあるので、これがオススメです(下の写真)。他のメーカーでも出てるかもしれないですが、見た目もスマートな感じなんで、個人的にはこれをオススメしたいです(2回目)。

あっ、当然ですが、どちらの補修の時にはタンク横の止水栓を閉めて水を止めてから作業してくださいね。

 

長くなりましたが、今回はこのあたりで失礼します。最近は気温も下がってきたので、風邪とかにも気を付けてお過ごしください。ではまた次回に。